ここでご紹介させていただいている益久染織研究所のオーガニックコットン商品は、100年間、全く農薬を使ったことのない綿花畑（中国広東省の農家）で作られた「オーガニックコットン」を手間暇と真心込めて、ゆっくりと紡いだ糸を使っています。
オーガニックコットンという言葉すら考えたことのない、中国のほのぼのとした田舎で栽培された綿です。
通常、量産するためには、オーガニックコットンといえども、手で紡いでいたのでは時間とコストが掛かり過ぎるため、高速な機械で紡ぐのが一般的です。
 しかし、昔ながらの製法にこだわり、昔ながらの良さ「やわらかな糸」に仕上げるため、手仕事または、明治初期に日本人住職が発明した和製紡績機「ガラ紡」で紡がれた糸です。
残念ながら、手紡ぎ糸は当店在庫限りになりましたが、ガラ紡の糸も手紡ぎ糸を凌ぐ出来映えです。
「ガラ紡」紡績機は、現在の紡績機の1/100の足とでゆっくりと「ガラガラ」音を立てながら糸を紡ぎます。
また、このようにして紡がれた糸は、太さにばらつきがあるため、現代主流の高速織機では生地が織れません。
昔ながらの織機を調整して、生地に仕上げているのだそうです。
この綿を栽培している農家で、次のようなエピソードがあるそうです。実におもしろいですね。
「大昔（１００年前）から、農薬、肥料なんか使ったこと無い、畑に自然に植えているだけ。このやり方しか知らんよ」
「虫が綿を食ってるけど、虫も生きないといけんから、食わせときゃええ。必要な分しか食わんから」
大量生産、大量消費の時代には、考えられないおおらかさ、素敵さがありますよね。
＜益久ロングライフコットンの特性＞
１）汚れを落とす
手紡ぎ糸またはガラ紡の糸は、現在の機会とは異なり、太さが均一で無く、いわゆるボコボコしています。そのばらつきのおかげで、ほどよく凹凸が生まれ、その凹凸のおかげで、汚れを落とすことが可能になっています。
体洗いに応用すると、石けんで余分な脂分を取りすぎること無く、体は綺麗に洗えます。乾燥肌の方は、効果てきめんです。
一度使ってもらえば、すぐに実感できるのですが、脂分を取りすぎずに体を洗えば、直後からすべすべの肌になります。
わざわざ、石けんで脂分をすっかり落とし、わざわざクリームを塗らなくても、手紡ぎオーガニックコットンで洗えば済んでしまいます。
体と同じように、食器などにもご利用いただけます。ちょっとした油汚れであれば、手紡ぎオーガニックコットンの食器洗いで汚れが落ちてしまいます。
自然派を目指すあなたなら、合成洗剤を排水に流したくないですよね。だから天然の石けんを使う。それでも石けんは分解するのにある程度の時間は必要ですから、「石けんを使わない」というのが、一番ですね。
２）自然のままにUVカット(手紡ぎ糸)
手紡ぎオーガニックコットンの糸は、何の化学処理、加工を行わずに、糸が持つ特性だけで、UVカットを実現します。
カット率は、85%〜95%という驚きの数字です。詳しい説明はここをクリックしてください。
３）体と環境に優しいオーガニックコットン
こんな事実をご存じですか？
「地球上の耕地面積の 約2.5％にすぎないコットン畑に、全世界で使われている殺虫剤の約16％、 農薬全体の約10％が使用されている」
綿は食べものでは無いので、平気で農薬を使う羽目になるのでしょうが、その農薬だらけの畑で働く人たちの体への影響は、想像を絶する物があります。
オーガニックコットンを皆で使えば、地球上からどんどん農薬が減り、土壌汚染が無くなって行きますよね。
もちろん、オーガニックコットンを着ると体にも優しく化繊をオーガニックコットンに変えるだけでも、色んな肌のトラブルなども良くなったりします。
体にも環境にも優しい、オーガニックコットンを使って行きたいと考えています。
そんな綿を使った商品を、ご用意させていただきました。
じっくり悩んで、是非、お試し頂ければ幸です。
体と環境に優しい、本物の綿で、健康と豊かな気分を手に入れてくださいませ。
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